1949-08-19 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第21号
そこでこれを運用するにあたりまして、どういう手続でもつてやつて行くかということでもありますが、これは一般的に安定本部が資金の計画を立てることになつておりますので、國家資金計画の重要なる一環といたしまして、安定本部が大体こういう運用をしたいというような計画を立てたのであります。
そこでこれを運用するにあたりまして、どういう手続でもつてやつて行くかということでもありますが、これは一般的に安定本部が資金の計画を立てることになつておりますので、國家資金計画の重要なる一環といたしまして、安定本部が大体こういう運用をしたいというような計画を立てたのであります。
それから二十二年がやや上りまして二トン五十五、二十三年の一ヶ年間に三十五トン、こういう状態でありまして、これを戰前の最も盛んな時代に比べますと、小川さんのおつしやる通り極めて低い率でありますが、政府におきましては、只今御審議願つております、金資金の繰入れの関係以外におきまして、これは予算的措置ではございませんが、商工省と連絡いたしまして、産金事業を大いに振興したいという考えを以ちまして、目下國家資金計画
さらに今後の資金の見通しにつきましては、ただいまお話のございましたように、遠からず一本為替がきまりますと、金が國際決済手段として非常に重要性を持つて参ります関係もございまして、政府としてはこの機会に一層金の増産をはかりたいという考えを持ちまして、商工省等と打合せまして、できますならば昭和二十四閣度の國家資金計画におきましても、産金事業に対する資金の割当等が相当できますように努力しておりまして、これは
(拍手) 第四に、私はさらに進んでもつと根本的な國家資金計画と物資需給計画との関係につきましてお伺いいたしたいと存じます。資金計画は物資需給計画と相並んで、政府計画の重要なる一環であります。しかるに、物資の計画は戰爭中の経驗もあり、少くとも計画としては相当進んではいますが、資金計画、特にその中の産業資金計画はどの程度の計画性をもつて立案せられているか、はなはだ疑問に存ずる次第であります。
○政府委員(佐多忠隆君) お説の通り通貨発行審議会は通貨の適正量を決定するのでございまして、それに対しては、先程もいろいろお話にように、いろいろな通貨政策一般なり或いは國家資金計画なり、財政計画なり、産業資金計画なり、蓄積計画なり等々の諸計画、諸條件が綜合勘案されて出て來るのでございまして、それらの問題を十分審議し、適正なものに決定しなければ、通貨の適正量は期せられないということはお話の通りでございますが
○政府委員(佐多忠隆君) 今のお尋ねでございますが、この通貨発行審議会は、通貨の適正な量を決めるための議決をして頂きますので、それに関聯しまして、今お話の綜合的な國家資金計画なり、或いは財政資金の計画なり、産業資金の計画なり、或いは資金蓄積の計画なりというようなことは、その通貨適正量の規正をする場合の諸條件になりますので、それらに関する諸計画は経済安定本部の方でやつておるのでございますが、それ自身についての
通貨の発行量を適正に規正するために必要な、それに関聯するすべての通貨金融政策でありまして、具体的に申しますと、通貨政策一般、それから國家資金計画、財政政策、産業金融政策、貯蓄増強政策等、通貨の発行に直接に影響のあるすべての政策を含むわけであります。
第一は石炭資金計画、從つてまたこれは産業資金計画に連なり、國家資金計画に連なるのでありますがこの設定を民主化していただきたいというのであります。資金計画はこういうふうに國管になりますれば、ますます鉄のカーテンのかなたにおいて官僚の手によつて決定せられていく、こういう危險性があると私どもは思うのであります。
その数字がここに載つておらぬというようなことでありますが、これはただいまの國家資金計画は、各金融機関別に計画を立てておるのでありまして、貯蓄組合はその預金を斡旋するというような観点から、その金融機関への預入れを斡旋するという立場にあるのであります。これを資金計画に計上はいたしておらないのでありますが、その斡旋の力に対しては大なる期待をもつておるのであります。